COLUMNコラム
- 2020.06.01
- 住宅リノベーション
ダウンライト or ブラケット照明
先日、ご相談にただいたお客様より、洗面台などで照明をどれにするのが良いか? とご質問をいただきました。
確かに、照明器具もいろいろあり、照らす場所により照明の選び方も異なったり、目的別で照明を選ぶこともあります。
まずは、基本的なところからご存知の方も多いとは思いますが、
こちらがダウンライト。
天井の黒い丸い部分がダウンライトになります。
天井に光源を埋め込むタイプで、天井面がフラットにできますね。
一般的には光源が直下を向くようにできており光の広がりを器具によって調整できるので、商品を決める際にどこに使用するのかにより選定いたします。
また、場所によっては人感センサー付きの照明を取付けることで両手が塞がっていても大丈夫!!ということで玄関などに使用されます。
収納があっても天井面とはフラットに取り付けられているので開閉に邪魔になりません。
一般照明として利用されることも多いのですが、シンクの上にダウンライトを取付けて、手元を照らすように使用することも多くあります。
こちらはブラケット照明。
写真では照明が見えにくいですが、鏡の上に2灯ついてます。
鏡の反射しているところで確認できますでしょうか??
壁に取り付ける照明で、基本的には補助的な照明。
一般的には階段や廊下、玄関、外壁など間接的に照らして柔らかな光が空間に奥行をもたらします。
洗面室に取り付けた事例。
ダウンライトより顔に光源が近いため、表情が明るく見えます。
ブラケット照明の取り付けに注意が必要なのは、設置高さ。
壁から飛び出していることもあり、高さを気を配らないと人にぶつかってしまうことに!
洗面台などでは、奥(正面)の壁であれば横の壁はかなり注意が必要です。
また、鏡などで収納の扉が開閉する場所への取り付けも注意が必要になります。
ダウンライトより装飾性がありますので、空間を演出する効果は期待できますね!
見た目をすっきりさせるのであれば断然ダウンライトがおススメで、空間にデザイン性を持たせたいのであればブラケット照明で決まりですね!
もちろん、その他にも洗面室を照らす照明はございますが、本日はダウンライトとブラケット照明についてお届けいたしました!!
ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者