COLUMNコラム
- 2023.09.05
- マンションリノベーション
1番いい中古マンションの探し方は?各探し方のメリット・デメリット
「中古マンションはどうやって探したらいいの?」
「中古マンションを探す際にチェックするポイントは?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
本記事では中古マンションの探し方から、実際に物件を見る際のチェックポイントまで解説していきます。
また、それぞれの中古マンションの探し方のメリット・デメリットとコツも紹介!
これから中古マンションを探そうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.1番いい中古マンションの探し方は?
中古マンションの探し方は主に以下の2種類があります。
・自分で物件サイトを見て探す ・不動産会社に探してもらう |
自分で物件サイトを見て探す場合は、ネット上の情報を活用しながら日々更新される情報をチェックするのが一般的な方法。
不動産会社に依頼する場合は、一度店舗に来店し、自分の要望や条件を伝えた上で物件を探してもらうのが一般的な方法になっています。
どちらにもメリット・デメリットがありますが、おすすめの中古マンション探し方は上記2つを取り入れて探す方法です。
不動産会社に相談しながら、自分でもサイトを見て中古マンションを探すことで、効率的に自分の理想に近い中古マンションを見つけることが期待できます。
中古マンション探しの際に、不動産会社に相談しつつ自分でも物件情報を得ることで、まだサイトに載っていない物件の情報などを共有してもらえたり、自分が気になった物件をすぐに担当者に共有でき、スムーズに中古マンション探しをすることが可能に。
以下では2つの方法のメリット・デメリットも紹介していますので、両方の良さを知った上でいいとこ取りをしながら希望に合う中古マンション探しを行なってみてください。
2.中古マンションを探す際の流れ
中古マンションを自分と不動産会社でリサーチして探す場合は、以下のような流れで自分好みの物件を探すのがおすすめです。
・住みたいエリア・予算を決める ・不動産会社に相談に行く ・連絡を待ちながら自分でもリサーチ ・不動産会社にサポートしてもらいながら物件を決める |
順に説明します。
(1)住みたいエリア・予算を決める
まず、中古マンションを探す際には『住みたいエリア』と『予算』を決めておきましょう。
日本には数多くの中古マンションがあるため、エリアと予算が決まっていないと物件を絞り込むことができず、時間だけを浪費してしまいます。
また、月々のローン返済額まで計算しながら予算を決めておくのがおすすめ。
余裕のある返済計画を立てられるように、管理費・修繕積立金まで考慮した上での返済額を計画しておきましょう。
中古マンション購入後にかかる管理費・修繕積立金については以下の記事でさらに詳しく解説しています。
中古マンションの購入をお考えの方は、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
(2)不動産会社に相談に行く
住みたいエリア・予算が決まった後には、実際に不動産会社に行って相談してみましょう。
その際、どこの不動産会社に行くか悩んでしまう方も多いですが、なるべく住みたいエリアにある不動産会社を選ぶのがおすすめ。
理由として、現地の不動産会社のほうが地域の治安や周辺環境に詳しく、知りたい情報を教えてくれる可能性が高くなることが挙げられます。
また、住みたいエリアが遠くて近くの不動産会社に行けない場合は、チャットやメール、オンラインなどのツールを利用することもできます。
実は、8割以上の物件がどの不動産会社でも紹介できるため、引越し作業や仕事などで忙しい場合は近くの不動産会社やオンラインを活用してみましょう。
(3)連絡を待ちながら自分でもリサーチ
不動産会社に行ったあとは、理想通りの中古マンションを見つけるまで、自分でも物件紹介サイトなどを見てリサーチしておきましょう。
「不動産会社で多くの物件を紹介してもらったから、自分では探さなくていいや」などと思っている場合でも、自分でサイトで探すことによってその地域のマンション相場や売り物件の数を把握することができます。
中古マンションは間取りやリフォームの有無、築年数も様々ですので、より条件に近い物件は数多く見ておきましょう。
また、自分でリサーチをしている中で気になった物件がある場合は、相談した不動産会社に連絡をして、内見させてもえるよう勧めるのがスムーズです。
(4)不動産会社にサポートしてもらいながら物件を決める
ある程度中古マンションについての情報を得たあとは、不動産会社にサポートをしてもらいながら物件を決めていきます。
中古マンション探しでは、信頼できる不動産会社に依頼し、疑問点などはその都度質問して解決しておきましょう。
特に、住みたいマンションの管理状態やリフォーム履歴、物件の状態などを詳しく聞いておくと安心です。
一生のうちで一番高い買い物とも言われる不動産ですので、後悔しないよう焦らずに物件を探しましょう。
3.中古マンションを自分で探すメリット・デメリット、探し方のコツ
中古マンションを自分でリサーチして探すメリット・デメリットを紹介します。
数多くある中古マンションを、自分で探す際のコツも紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
(1)メリット
中古マンションを自分でリサーチして探すメリットは以下の通りです。
・多くの物件を見れることで相場価格がわかる ・好きな時に好きな場所で、手軽に物件を探せる |
中古マンションを自分で探すと、不動産会社に紹介してもらう物件数より多くの物件を見ることができ、住みたい地域の相場価格も知ることができます。
自分たち主体で探しているからこそ、気づかなかったこだわりに気づくこともでき、ピンとくる物件にも出会いやすくなります。
自分で中古マンション探しをする場合は、探していくうちに条件を広げてみたり予算を絞っていくこともできるため自由度が高いのが特徴です。
また、不動産会社に足を運んだり何度もやり取りをする必要がないため、好きな時に好きな場所で手軽に物件探しができるのもメリットのひとつ。
小さな子供がいて外出が大変な家庭や仕事で多忙な場合は、ある程度自分で物件を絞っていくのもおすすめです。
(2)デメリット
中古マンションを自分で探すデメリットは以下の通りです。
・選択肢が多すぎて悩んでしまう ・サイト上だけでは物件の注意点を確認しずらい |
中古マンションを自分で探していると、選択肢が多すぎて悩んでしまい、物件探しに疲れてしまうケースも少なくありません。
また、サイト上だけでは物件の注意点が分からない場合も多いため、不動産会社のプロの目線が必要となるデメリットも。
特に中古マンションでは、過去の修繕状況や積立金の滞納がないかなど直接聞かなければわからないことも多いため、せっかく「ここだ!」と思った物件でも振り出しに戻ってしまうこともデメリットのひとつです。
(3)中古マンションを自分で探すコツ
中古マンションを自分主体で探すコツは、物件サイトなどを『こまめにチェックする』ことです。
中古マンションは突然売買募集があることも多々あり、昨日はなかった物件があったり気になっていた物件が売れてしまうことも日常茶飯事。
「すぐに内見しておけばよかった」と後悔してしまうこともありますが、物件購入はタイミングが重要ですので縁がなかったと思って前向きに捉えていきましょう。
中古マンションサイトはこまめにチェックし、気になった物件はなるべく早く内見予約をすることが失敗しない物件探しのコツです。
4.不動産会社で中古マンションを探すメリット・デメリット、探し方のコツ
不動産会社で中古マンションを探すメリット・デメリットについて紹介します。
自分で中古マンションを探すメリット・デメリットも知った上で、2つの方法のいいとこ取りをしながら上手な中古マンション探しをしていきましょう。
(1)メリット
中古マンションを不動産会社で探すメリットは以下の通りです。
・物件サイトにない新着物件などを紹介してもらえることも ・プロの意見を聞くことができる ・物件の注意点やポイントを教えてもらえる |
中古マンションを不動産会社で探してもらうと、物件サイトにはまだ掲載されていない新着物件を紹介してもらえることがあります。
不動産のプロの意見を聞きながら物件を見ることができるため、住んだ後のイメージもしやすくスムーズに物件探しができるのが中古マンションを不動産会社で探すメリット。
また、物件の注意点や周辺環境、近隣住民について教えてもらえる場合もあり、不動産会社の担当者と相談できることで購入の意思決定をしやすくなるのもメリットです。
(2)デメリット
中古マンションを不動産会社で探すデメリットは以下の通りです。
・自分で探す場合に比べて、紹介してもらえる物件が少ない ・直接出向く必要があるため、時間がかかる ・急かされてしまうこともある |
中古住宅を不動産会社主体で探すと、自分でサイトを見る場合に比べて紹介してもらえる物件が少なく、その地域の相場価格がわからないデメリットがあります。
また、不動産会社に出向く必要があるため時間が必要になったり、担当者との予定が合わなかったりとスムーズに進まないことも。
「他に入居希望者がいるので」などと言われて急かされてしまうこともあり、自分のペースで探したい人には不動産会社で探すことにストレスを感じてしまう場合も。
確かにすぐに売れてしまう中古マンションも多くありますが、物件購入は今後のライフプランを左右する大きな買い物になるため慎重に考えるのは大切です。
上記でも説明しましたが、自分で探すのと不動産会社に依頼する方法の2つのメリットをいいとこ取りして探すのがおすすめです。
(3)中古マンションを不動産会社で探す際のコツ
中古マンションを不動産会社で探すコツは、なるべく住みたいエリアの不動産会社を選び、自分の希望を明確にしておくことです。
予算やエリア、こだわりの条件がないと不動産会社も絞り込めないため、家族の希望条件などは事前に話し合っておくようにしましょう。
また、不動産会社に行く前には、来店予約をして条件や希望を伝えておくのがおすすめ。
あらかじめ希望を伝えておくことで、事前に条件にあった物件を探しておいてもらえるため、スムーズに内見に進むことが期待できます。
5.中古マンションを探す際のポイント3選
中古マンションを探す際には、以下の3つのポイントを意識してみてください。
・中古マンションの管理状態を確認する ・設備の状態をチェック ・駐車場の場所を確認 |
中古マンションを決める際のポイントにもなりますので、順に詳しく説明していきます。
(1)中古マンションの管理状態を確認する
中古マンション探しでは、適切な時期に修繕工事が行われているか、エントランスなどの共有スペースは綺麗に保たれているかなど、管理状態をチェックしておきましょう。
管理状態が悪い中古マンションを選んでしまうと、住み心地が悪くなり、将来住みたいと考える人が少なくなり資産価値が下がりやすくなってしまうことも考えられます。
中古マンションの管理状態は物件の資産価値を維持する面でも重要な役割を担っていますので、チェックしておきたいポイント。
特に、外壁や廊下、エントランス、駐車場などの共用部分が綺麗に保たれているかは内見時に確認しておくようにしましょう。
また、不動産会社のプロの目から見て、マンションの管理状態を評価してもらうのもおすすめ。
住みたい中古マンションがその地域で人気のある物件なのか、管理状態は適切なのかを事前に確認しておきましょう。
(2)設備の状態をチェック
中古マンションを探す際には、水回りや給水機、床暖房など設備の状態をチェックしておきましょう。
特に、築年数が経過している中古マンションの場合は、既存の設備が古くなり不具合が生じやすく購入後に予想外の出費がかかるケースも少なくありません。
そのため、ガスコンロまたはIHコンロ、水回り、床暖房などを確認すると同時に、リフォーム履歴はあるのかまで聞いておくと安心。
また、購入後にリフォーム・リノベーションをお考えの場合も設備状態は確認しておきましょう。
既存の使えるものは残しつつ、古くなったものを取り替えていくことでリノベーション費用も最小限にすることが期待できます。
(3)駐車場の場所を確認
中古マンションの購入後、駐車場を利用する場合は場所と空き状況を確認しておきましょう。
中古マンションの駐車場は数が限られているため、空きのない場合も多くあります。
敷地内に空きが無い場合は、近隣に借りられる駐車場はあるのかまでチェックしておくのがポイント。
また、駐車場に空きがある場合でも距離が遠くなってしまったり、止めづらかったりなど購入後に後悔しないかを確認しておくのがおすすめです。
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ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者