COLUMNコラム
- 2020.12.20
- スタッフ
【現場日記】地業工事
本日のコラムは、先日に引き続き、現在進行中の新築工事のお話。
今回は、遣り方と地業工事についてです!
まずは遣り方について↓
遣り方とは、建物の位置、基礎高さ、水平などを決めるために行う作業で、地鎮祭前後で行われる工程です。
写真の中、地盤面に対して水平に走る材を水貫(基準高さ、基礎天端より若干上に設けられる)、垂直に伸びる材を水杭(建物の外周に沿って設置)、斜めの材を筋かい貫(水貫、水杭を固定)と呼び、特に水貫に芯墨を写し取り、水糸を張っていきます。
遣り方が終わると次のような手順で地業工事のスタートです。
(*今回は地盤の改良が+αで入っております。)
根伐り(掘り方・掘削)
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割栗石の敷き詰め
↓
転圧
↓
砕石の敷き詰め
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転圧
↓
防湿シートの敷き詰め
(べた基礎の場合は最低でも厚み12cmある底版コンクリートだけでも十分な床下防湿が可能になっており、基礎パッキンなどによる床下換気も備えているため、あえて防湿シートを敷き込む必要は、床下防湿という目的だけで考えれば、必ずしもありません。 )
↓
捨てコンクリートの打設
↑写真は捨コン打設の前段階まで終わったところです!
そして、いよいよ捨コンの打設の為、コンクリートポンプ車とトラックミキサ(生コン車)のお出まし。
左がトラックミキサで、右がコンクリートポンプ車。2台ともなかなかの迫力!
↑トラックミキサより充填されたフレッシュコンクリート(生コン)を長いチューブで打設したい位置まで輸送しているところです。
流し込まれたコンクリートは、熟練の基礎屋さんにより、あっという間にならされていきます!!
あまりのスピードと手際に、思わず見入ってしまいました。
捨コンの打設が終了すると次は基礎配筋! 次回はその状況をレポートできれば、と思います!
それでは、また次回。
ビルディング部 施工管理チーム / 一級建築施工管理技士