COLUMNコラム
- 2023.07.12
- マンションリノベーション
最新リノベーションのトレンドとは?人気のワケから実例まで
「最新のリノベーションのトレンドって何だろう」
「実際のリノベーショントレンド実例を見たい!」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、最新のリノベーショントレンドからリノベーションが人気の理由について詳しく解説しています。
また、リノベーションイメージを膨らますために大切なトレンド別のリノベーション実例5選も紹介。
これからリノベーションをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1.リノベーションが人気の理由
近年人気の高いリノベーションですが、なぜ人気なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
リフォームは修復するのがメインなのに比べて、リノベーションは新しく暮らしやすい住まい作りができるのが人気のひとつ。
ここではリノベーションが人気の理由3選を紹介します。
(1)リノベーションで自分たちの価値観に合わせた住まいに
リノベーションが人気の理由に、住まいに対する価値観が多様化してきたことが挙げられます。
最近は多様化が進んでいるのもあり、一般的な間取り、内装よりも個性やライフスタイルを重視した住まいが人気。
既存の住宅にはない、新しい間取りや人と被らないデザインを求める方が増えてきています。
また、国が新たなライフスタイルや居住ニーズに対応した空き家の活用を進めている背景もあり、中古住宅の利用は注目されつつあります。
少子化が進む中、深刻化される空き家の活用としても中古住宅リノベーションはさらに高まることが予想されます。
(2)補助金や減税制度を受けてお得にリノベーションできる
リノベーションの人気の理由には、補助金や減税制度が増えてきたことが挙げられます。
当サイトでは、リノベーションで利用できる先進的窓リノベ事業や給湯省エネ事業、こどもエコすまい支援事業について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、リノベーションは昔に比べ知名度も上がり、簡単に取り入れやすくなったことも人気のひとつです。
今まで、家づくりやリフォームは難しいものとされがちで、気軽に挑戦できない人も多くいました。
インターネットやSNSの普及もあり、リノベーションに関する情報が手に入りやすくリノベーション専門の会社も増えたことがリノベーション人気の理由に挙げられます。
(3)新しい住まいの形『住み継ぐ』
リノベーションの人気の理由に、新しい住まいの形である『住み継ぐ』という考え方が影響を与えています。
近年は、日本でもサステナビリティに対する取り組みが取り入れられ、建物を修繕しながら長く使い続ける意識が高まってきています。
実は、日本では高度経済成長の時代から、多くの新築住宅が建てられては壊す『スクラップ&ビルド』と表現される時代が続いていました。
今日本では、世界的に広まったサステナビリティに対する取り組みを踏まえて、環境配慮の思想が根付いているヨーロッパのように、素材にはできるだけ持続可能なもの、廃棄のときには環境にやさしいものを使用する考えが広まりつつあります。
ヨーロッパのように長く大切に『住み継ぐ』考え方の広まりは、リノベーションの人気のひとつになっています。
2.最新リノベーショントレンド5選
2023年、最新のリノベーショントレンド5選は以下のものがあります。
・開放感ある間取り ・機能性の高い収納 ・部屋数を減らしたリノベーション ・仕事と暮らしを一体化させたリノベーション ・コンパクトな住まい |
順に説明していきます。
(1)開放感ある間取りリノベーション
最新のリノベーショントレンドのひとつは『開放感のある間取りのリノベーション』です。
開放感のある間取りリノベーションでは、プライベートスペースは最小限にし家族でゆったりと過ごせるLDKなどを広く取るのがポイント。
2LDKや3LDKを1LDKなどに広々リノベーションするのが人気で、コロナ禍で家にいる時間が増えたこともあり家族の時間を大切にできるような間取りがトレンドです。
(2)機能性の高い収納にリノベーション
既存住宅の収納では収まりきらなかったり、満足できないという方に人気のトレンドが『機能性の高い収納スペースへのリノベーション』です。
収納といっても、見せる収納や隠す収納にするか、趣味で集めたものを保管するための収納や玄関横スペースを活用した収納など様々。
コンパクトな空間でも造作家具などを取り入れることで、狭い空間を最大限利用することが可能になります。
近年はホテルライクや、モダンなど生活感を感じさせないリノベーションテイストが人気なこともあり、機能的収納も注目度が高くなっています。
(3)部屋数を減らすリノベーション
子供の巣立ちやライフスタイルの変化によって住まいを終の住処にしたいと考える人も増えたことから、『部屋数を減らすリノベーション』が最近のトレンドになっています。
部屋数を減らすリノベーションでは、2部屋を繋げて1つの部屋にしたり、間仕切りや壁を取っ払うことで1部屋を広く使用できます。
さらに、部屋数を減らすことによって採光や風通しが良くなり、将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応しやすいのも人気の理由のひとつ。
多くの部屋数を作るより、部屋数を少なくして模様替えなどで空間を自由に使えるのがメリットになっています。
(4)仕事と暮らしを一体化させたリノベーション
コロナ禍の影響もあり、在宅勤務も主流になってきた昨今は『仕事と暮らしを一体化させたリノベーション』がトレンドになっています。
この先も主流になっていくと考えられる在宅勤務ですが、仕事と暮らしを一体化させたリノベーションは以下のポイントが重要になっています。
・集中できる空間 ・自然光、風の入り方 ・作業スペースの広さ |
仕事と暮らしを一体化させたリノベーションでは、室内窓や仕切りなどを取り入れてワークスペースや書斎を設置したり、キッチンなどのデッドスペースを利用して仕事場所にするなど、家での仕事と暮らしを両立させられるリノベーションデザインが人気。
仕事内容によっては広さが必要な場合もあるため、自分に合ったオリジナルの作業スペースが作れるのもリノベーションのメリットのひとつです。
また、最近ではリノベーションした家のスペースで小さなお店を開く人も増え、ますます仕事と暮らしを両立できるリノベーション需要が高まっています。
(5)コンパクトな住まい
近年は、共働き世帯が増えたことにより職場に近い都心でコンパクトな住まいを持つ人が増えつつあります。
共働き世帯では、職場の近くに住むことで通勤時間を減らし、その分日々の生活にゆとりを持ちたいと考えるひとが多い傾向に。
都心などのマンションは狭いことも多いですが、うまく利用することでコンパクトだけど機能性のある暮らしやすい住まいにリノベーションすることができます。
例えば、収納スペースを増やしたり、ロフトや屋根裏部屋を作ることで最大限空間を利用することも可能に。
こだわりをたくさん詰め込んだ、自分のための住まいづくりとしてコンパクトな住まいがトレンドになっています。
FINDではリノベーションの物件選びからデザインまで一括してお任せいただける、ワンストップリノベーションサービスを行なっています。
トレンドを意識したリノベーションをお考えの方は、物件探しの段階でご依頼いただけるとスムーズなリノベーションが期待できます。
最新のリノベーションをしたい方はぜひFINDにお任せください!
3.【トレンド別】リノベーション実例5選
リノベーションのトレンドを知った後は、よりイメージを膨らますために「実際のリノベーション実例」をみるのがおすすめです。
ここではトレンド別のリノベーション実例5選を紹介します。
(1)【開放感】モダンな小上がりがある、ラフでオープンなLDK
築40年の中古住宅を、700万円かけてトレンドの開放感あるデザインにリノベーションした実例です。
今回のリノベーションでは、奥行きのある土間収納を設けた玄関や対面式のアイランドカウンターを設けた使い勝手の良いキッチン、室内サッシで程よくプライベートな空間を確保した寝室などこだわりを詰め込んだ住まいが完成しました。
約66㎡という限られた空間を開放感あるデザインにするために、小上がりの床下全面を収納スペースにすることで和室全体が収納を兼ねた機能的な間取りプランになっています。
費用 | 700万円 |
築年数 | 40年 |
面積 | 66㎡ |
区分/間取り | 2LDK |
(2)【収納を増やす】「暮らしやすく」こだわる
3LDKの中古住宅を、トレンドの機能的収納をプラスした住まいにリノベーションした実例です。
今回のリノベーションでは、回遊性のある空間に収納計画・家事導線を考え暮らしに寄り添った住まいが完成しました。
ポイントは、間取りを大きく変更したこだわりの設備と内装です。
LDKの主役となるキッチンにはパントリーを併設し、たっぷりの収納ができるデザインに変更。
また、FINDの人気のラーチ本棚の近くにはワークスペースを配置するなど機能性と遊び心を兼ね備えた住宅が実現しました。
費用 | – |
築年数 | – |
面積 | 137㎡ |
区分/間取り | 木造/3LDK+WIC+SIC |
(3)【部屋数を減らす】どこでも昼寝ができる居心地のいい家
築33年の住宅を、1350万円かけてトレンドの部屋数を減らしたデザインにリノベーションした実例です。
今回は、どこでも昼寝ができる居心地のいい家を目指して、細切れだった4LDKを広々とした1LDK+WTCに大胆な間取り変更を行いました。
LDKと廊下は風が通りぬける回遊性のある間取り構成にし、内装材には素足が気持ちいいザックリとした木の質感を感じられる木材を採用。
和のプロポーションに丁寧な作りこみながら、カラーワークや素材を厳選することで大人らしい落ち着きを演出しています。
費用 | 1350万円 |
築年数 | 33年 |
面積 | 88㎡ |
区分/間取り | RC造/1LDK+WTC |
(4)【仕事と暮らしを一体化】海外アパルトマンのような雰囲気と心地よさを実現した住まい
築60年の中古住宅を、1Fは店舗、2Fは居住用にリノベーションした実例です。
今回のリノベーションでは、物件のビンテージ感は活かしつつ間取りを自分たちの生活スタイルに合わせて変更。
各所のディティール納まりや老朽化した部分の回復を考えながら、慎重にリノベーションを行いました。
1Fには花屋併設し、フラワーデザイナーの奥様が、オーダーアレンジメントの製作やフラワーレッスンを開催できる空間もプラスしています。
トレンドでもある、仕事と暮らしを一体化できる住まいが完成しました。
費用 | – |
築年数 | 60年 |
面積 | 81㎡ |
区分/間取り | 2LDK+店舗 |
(5)【コンパクト】都心でシンプル&スタイリッシュに暮らす
築6年の住宅を、1270万円かけてシンプル&スタイリッシュな空間にリノベーションした実例です。
今回は、物件探しから購入、そしてリノベーションまでワンストップでFINDが対応しています。
都心の立地を優先され購入した物件は、コンパクトな空間に大きなL型のキッチンがありリビングのスペースを圧迫していて開放感に乏しい住空間でした。
そこで、間取りを「1LDK+WIC」へと大胆に変更しLDKを20畳近い開放感のある空間へと一新。
寝室は小上がりを兼ねる機能的なつくりとしたことで、LDKの一部のようなオープンな印象になっています。
また、大容量のWICを新設したことでご夫婦の洋服をすっきりと収納できる機能性もプラスしたコンパクトだけど機能性の高い住まいが完成しました。
費用 | 1270万円 |
築年数 | 6年 |
面積 | 65㎡ |
区分/間取り | – |
トレンドを抑えたリノベーションならFIND
FINDは神奈川県川崎市に本社を構える、リノベーション、リフォーム、不動産売買仲介、空間デザイン、ファイナンシャルプランニング、ホームインスペクションまで行うリノベーション会社です。
上記で紹介した以外の実例も公式サイトに多数掲載していますので、気になった方はこちらから覗いてみてくださいね。
また、FINDのリノベーションでは、プランナー、設計士、不動産のプロ、FPがチームになって理想の住まい造りのお手伝いを行わせていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者