「リフォーム済み物件とリノベーション済み物件の違いとは？」
「リノベーション済み物件を選ぶポイントを知りたい！」

そんな疑問をお持ちではありませんか？

本記事ではリフォーム済み物件とリノベーション済み物件の違いから、メリット・デメリットについて解説します。

また、リノベーション済み物件を選ぶ際のポイントも紹介！

これからリノベーション済み物件の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそも、リフォームとリノベーションはそれぞれ工事の目的に違いがあり、一見同じように見えても内容や目的が違っています。

そのため、リフォーム済み物件とリノベーション済み物件では工事内容に違いがあるので注意しましょう。

リフォーム済み物件は、主に劣化したフローリングや水回り、キッチンなどを新しくして新築時の状態に近づけている物件です。

一方、リノベーション済み物件では、既存の住宅設備を活かしながら間取り変更や耐震改修工事、デザイン性などをプラスしてより暮らしやすい住まいにバージョンアップした住宅になっています。

リフォーム済み物件とリノベーション済み物件を比較すると、リノベーション済み物件の方が『間取り変更などを含む大幅な工事が行われている』ことが多い傾向にあります。

また、リノベーション済み物件では収納性や機能性がプラスされていることも多く、より最先端でスタイリッシュな室内が多いのも特徴。

特にホテルライクや和モダンなど、デザイン性の高い内装が好きな方はリノベーション済み物件がおすすめです。

リノベーション済み物件をお探しの方は、メリット・デメリットについても知っておくのがおすすめ。

リノベーション済み物件には以下のメリットがあります。

・イメージと違う失敗が防げる ・新築物件に比べて価格を抑えられる ・すぐに入居できる

順に説明します。

リノベーション済み物件に住む場合は、すでにリノベーションされている物件を内見してから決められるため「イメージと違った」という失敗を事前に防ぐメリットがあります。

実際、自分でリノベーションプランを1から考えると、予算や担当者との意思疎通などで理想としている内装とは少し違う結果になってしまうこともあります。

暮らしはじめてから要望が出る部分はリノベーション物件でもあるかもしれませんが、完成した内装を見て物件を決められるためイメージと違うということは防ぐことが可能。

イメージ違いでのリノベーションの失敗を事前に防げるので、お気に入りの住まいを見つけた方はリノベーション済み物件がおすすめです。

リノベーション済み物件は、新築物件に比べて比較的安価で購入できるメリットがあります。

同じエリアの新築物件より安価で購入でき、内装は新築同様綺麗な状態の物件も多いのでより駅近や都心など住みやすいエリアに家をもつことが可能に。

新築物件とは違い、リノベーション物件は中古住宅のジャンルになるので、長く安心して暮らすためにも、築年数や管理状態などはよく確認して選ぶのがおすすめです。

リノベーション済み物件は、新築物件を購入する場合や自分で中古物件をリノベーションする場合と比べると、購入を決めてからすぐに入居できるメリットがあります。

リノベーション済み物件では、工事期間や打ち合わせ期間が不要なため、気に入ったリノベーション済み物件にすぐに入居することが可能。

また、自分でゼロからリノベーションする場合は、打ち合わせからプラン作成、リノベーション工事が終わって引き渡しまで半年以上かかることも少なくありません。

そのため、すぐに入居したいと考えている方はリノベーション済み物件がおすすめです。

メリットの多いリノベーション済み物件ではありますが、デメリットについても忘れずに把握しておきましょう。

事前にデメリットを知っておくことは、後からの後悔を減らすことにも繋がりますよ。

リノベーション済み物件のデメリットは以下のものがあります。

・リノベーション前の状態が分からない ・旧耐震基準の場合がある

順に説明します。

リノベーション済み物件は、工事が終わってから公開されることが多いため、どの部分がどの程度劣化していたのか、柱や配管に欠陥はなかったのかなどが分からないことがデメリットの1つです。

元々中古住宅をリノベーションしているため、築年数が古い物件だと水漏れなどの不安が残る場合も少なくありません。

リノベーション済み物件を選ぶ際には、どの工事会社がどのような工事を行ったのか、保証はどのくらいなのかを事前に確認しておくと安心です。

現在の住宅に採用されている耐震基準には、『新耐震基準』と『旧耐震基準』があります。

新耐震基準は1981年6月1日以降の物件に適用されており、『震度5強程度ではほとんど損傷しないこと、大規模の地震（震度6強〜7程度）で倒壊や崩壊しないこと』が条件になっています。

一方、旧耐震基準では1981年5月31日以前に建築された物件に適用されていて、『震度5程度の地震で建物が崩壊しないこと』が条件。

リノベーション済み物件の築年数によっては旧耐震基準が採用されているケースもあるため、耐震性能に不安が残ってしまうのがデメリットの1つです。

長く安心して暮らすためにも、耐震基準は事前によく確認しておきましょう。

また、住宅の工事履歴や耐震性に不安が残る場合はホームインスペクションを利用するのもおすすめです。

ホームインスペクションとは、物件の診断をプロが行ってくれるサービスで、入居前に劣化部分はないかなどを判断してくれます。

費用は5万円程度から依頼できますので、築年数が30年以上の物件では利用を検討してみてください。

FINDでは、物件の状態を総合的に判定できるホームインスペクションのメニューを用意しています。

オプションで写真付き報告書の作成も可能ですので、ぜひお気軽にお問合せください。

リノベーション済み物件を選ぶ際には、以下3つのポイントをチェックしておくのがおすすめです。

事前にチェックポイントを知っておくことで、暮らし始めてからのギャップや後悔を少なくすることが期待できますよ。

リノベーション済み物件を選ぶ際には、管理状態を確認しておくのがポイントです。

特に集合住宅の場合は、適切な時期に修繕工事が行われているか、共有部分などの状態はどうかをチェックしておきましょう。

きちんと管理されていた物件は建物としての寿命も長く、暮らし始めてから不具合が見つかった時にもきちんと対応してくれることが予想されます。

また、戸建て住宅のリノベーション済み物件を選ぶ場合には、屋根や外壁の塗り替え、配管工事などの履歴をできるだけ確認するようにしましょう。

リノベーション済み物件を選ぶ際には、どこをどのように工事したのか、工事箇所を事前にチェックしておくのがポイントです。

リノベーション済み物件では見えない部分が多いため、内装などが綺麗になっていても配管や柱など補修されていないケースもあります。

全てを把握するのは難しいかもしれませんが、不動産会社やホームインスペクションなどをうまく利用しながら、なるべくリノベーションの工事内容について情報を集めておくことが大切です。

戸建て住宅のリノベーション済み物件を選ぶ際には、床下や屋根裏まで確認しておくのがポイントです。

床下や屋根裏は建物の構造耐力上大切な部分を確認できるスペースでもあるため、床下収納などが取り外しできる場合は特によく見ておきましょう。

配管など見えない部分の劣化は、不動産会社も見落としている可能性があるため、隅々までよく目で見ておくのがおすすめです。

床下や屋根裏などを覗いた際、あきらかに劣化したままの状態ならその物件は検討しなおしたほうがいいかもしれませんよ。

「リノベーション済み物件を探しているけど、なかなかいい物件に出会えない」「譲れないこだわりがある」という方は、ワンストップリノベーションを視野に入れてみるのもおすすめです。

ワンストップリノベーションとは、中古住宅の購入からリノベーションまでひとつの会社で請け負うサービスのことです。

一般的に中古住宅の購入後リノベーションを行いたい場合は、不動産会社で物件を購入しリノベーション会社で工事を依頼する流れが多く、手間も時間もかかってしまうことがデメリットでした。

ワンストップリノベーションを利用することによって、手間や時間を節約することができ、やりたいリノベーション内容に合う物件をプロが探してくれることが可能に。

FINDのワンストップリノベーションでは、『リノベーション向き物件の提案』から『将来の不安を解消する資金計画』『理想の暮らしを実現するリノベーション』を提供しています。

専属のFPが在籍しているため、今後のライフスタイルに合わせた資金計画が可能。

また、FINDのワンストップサービスでは事前調査の段階でホームインスペクションを行うため、物件購入後のデメリットを減らすことも期待できます。

手数料割引や工事金額に応じたインテリアプレゼントも行っていますので、好みのリノベ済み物件を見つけられない方は、ぜひ検討してみてくださいね。

FINDは神奈川県川崎市に本社を構える、リノベーション、リフォーム、不動産売買仲介、空間デザイン、ファイナンシャルプランニング、ホームインスペクションまで行うリノベーション会社です。

FIND公式サイトには、ワンストップリノベーションを含む多数の実績を掲載していますので気になった方はこちらから覗いてみてください。

また、FINDのリノベーションでは、プランナー、設計士、不動産のプロ、FPがチームになって理想の住まい造りのお手伝いを行わせていただきます。

まずはお気軽にお問い合わせください。