COLUMNコラム
- 2023.01.13
- リノベーションの流れ
リフォームの相談から完成までの流れを紹介!場所別の工期や仮住まいも
「リフォームはどのような流れで行われるの?」
「リフォームにかかる期間はどのくらい?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
本記事ではリフォームの流れ・手順を項目ごとに詳しく紹介します。
また、施工場所別の工事期間や仮住まいの探し方についても解説。
これからリフォームをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
1.リフォーム内容を決める
リフォームを始める前には『リフォームしたい箇所・リフォーム内容』を最初に決めましょう。
リフォーム内容を決める際のポイントは以下のものがあります。
(1)リフォームのイメージを掴む
まず、リフォーム内容を決める際にはリフォームイメージを固めておくのがポイントです。
「ホテルライクな内装にしたい」「水回りをフルリフォームしてリゾート風に」など、ざっくりでいいので『どんな家にしたいのか』を決めておきましょう。
その際、リフォームをしたい1番の理由を明確にしておくのがおすすめ。
不便に感じている場所や設備をピックアップしておくといいでしょう。
よくあるリフォーム理由は以下のようなものがあります。
・耐震に不安がある ・残された子供に家を残すため、家の状態をよくしたい ・将来に備えてバリアフリーにしたい ・生まれてくる子供に備えて部屋を増やしたい |
また、なるべく多くのリフォーム理由を考えた上で、リフォームの優先順位も決めておきましょう。
1番お金をかけて直したい場所、こだわりたい部分を決めておくことで、予算を振り分ける時にどこに一番お金をかけたいか、こだわりたいかを決めるヒントにもなりますよ。
(2)情報収集をする
リフォームのイメージを掴んだ後は、リフォームについての情報収集するのもポイントです。
リフォームをする際に知っておいた方がいい情報は以下のものがあります。
・やりたいリフォーム内容の実例 ・やりたいリフォームの平均予算額 ・メーカー設備のカタログ ・近隣不動産会社の情報 |
自分のやりたいリフォーム内容合わせて、必要な情報をインターネットや雑誌などを利用して情報収集しておきましょう。
また、細かく調べたり情報収集が苦手な方はリフォーム・リノベーション会社を数件回って見積もりを依頼したり話を聞くことでも情報収集が可能になりますよ。
2.予算を決める
リフォームのイメージ作りや情報収集の次は『予算決め』をしておきましょう。
この時、ただリフォームの予算を決めるだけではなく以下のことまで含めて考えておくと安心です。
・老後資産の確保 ・余裕資産(急な出費などに対応できるもの) ・生活費 |
今ある資産全てをリフォームに充ててしまっては今後の生活が大変になってしまうので、なるべく余裕のある資金計画を立てることが大切です。
また「予算を決めたいけど、相場がわからない」という方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
その他にもFINDでは随時リノベーションやリフォームに役立つ記事を更新しています。
気になった方はぜひ公式HPにあるコラムを覗いてみてくださいね。
(1)リフォームローンを組む場合
予算を決める上で、リフォームローンを利用する場合は住宅ローンとの違いや毎月の返済上限額を決めておきましょう。
リフォームローンと住宅ローンには2つの違いがあります。
♯1.金利の違い
リフォームローンと住宅ローンの違い1つ目は金利の違いです。
実は、2つを比較すると『住宅ローンのほうが金利が低い』傾向にあります。
そのため、住宅ローンを現在利用中の方は追加でリフォームローンを検討していることを、利用している金融機関に相談してみるのがおすすめ。
金融機関によっては、優遇金利でローンを組んでくれるケースもありますよ。
♯2.諸費用の違い
リフォームローンと住宅ローンの違い2つ目は諸費用の違いです。
2つを比較すると『リフォームローンの方が諸費用が少ない』傾向にあります。
住宅ローンは諸費用が多く担保も必要になりますが、リフォームローンでは諸費用が少なく担保も不要。
比較的借りやすいローンですので、審査が不安な方も1度相談してみるといいでしょう。
3.リフォーム・リノベーション会社を探して見積もり依頼
予算がある程度固まったら『リフォーム・リノベーション会社を探して見積もり依頼』をしましょう。
見積もり依頼をする際のポイントは3つです。
(1)複数の会社に見積もりを依頼する
なるべく複数のリフォーム・リノベーション会社に見積もりを依頼しましょう。
複数の会社に見積もりを依頼することによってある程度の『相場価格』や『サービスに含まれる内容』がわかってきます。
また、リフォーム・リノベーション会社によって得意分野も違いますので公開している実例を見ながら自分の理想に近い会社を選ぶのもポイント。
実際にリフォーム・リノベーション会社に足を運ぶと会社の人の雰囲気も感じられ、担当者との相性も確かめられますのでおすすめです。
(2)現地調査をしてもらう
見積もりを依頼した複数社の中から、気になった会社には『現地調査』も依頼しましょう。
家の状態によっては「やりたいリフォームができない」というケースも少なくありません。
契約後に失敗がないよう、事前に家の状態を見てもらって希望するリフォームができるかどうかを見てもらうのもポイントです。
現地調査に必要な時間や用意しておくものは以下の通りです。
・現地調査にかかる時間:1〜2時間程 ・現地調査時にあったほうがいいもの:図面、建築確認申請書類、リフォームイメージに近い画像、管理規約(マンションの場合) ・家の不満点やリフォームしたい内容などを伝えられるようにメモしておく ・現地調査は3社程度に依頼するのがおすすめ |
今の時代、現地調査は複数の会社に依頼するのが主流ではありますが、現地調査を依頼した会社には『相見積もりである』ことを一言伝えておくと誠実です。
(3)アフターサービスの内容
リフォーム・リノベーション会社によってアフターサービスの内容は様々。
見積もりを依頼する際には『アフターサービスの充実度』も確認しておきましょう。
FINDではメーカー保証とは別に構造躯体や防水に関しては5年、給排水設備配管に関しては3年、その他建物の構造躯体以外の部分(下地工事、床等の内装仕上げ、電気等)に関しては2年間の工事保証を行っています。
また、3,6,12,18,24か月点検も行っており、点検前にはハガキでお知らせ。
気になることや、ちょっとしたご相談などでも受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
4.リフォーム・リノベーション会社と契約
見積もり後、依頼したい会社を1社に絞ったら『リフォーム・リノベーション会社と契約』を行います。
特に1社に絞るのが難しいと感じた場合は、信頼感と納得感を頼りに決めてみるのもおすすめ。
リフォームはアフターサービスを含め、その会社と長い付き合いになるイベントです。
担当者の提案や打ち合わせの姿勢などに信頼感が持てたのか、見積もりの内容が納得できるものだったのかを今一度確認してみましょう。
また、契約時には見積書やリフォームプランの最終確認を行います。
契約後に変更点があると工事費用の追加や、工事時期が延期になったり延びてしまう可能性があるので注意が必要です。
なるべく事前に契約書をもらって、落ち着いた場所で家族と一緒に内容を確認しておくようにしましょう。
5.リフォーム工事開始
契約が結ばれたらリフォーム工事が開始されます。
工事前には『近隣住民への挨拶』を忘れずに済ませておきましょう。
数日で終わるリフォームなら声掛けだけで大丈夫ですが、フルリフォームなど工事期間のかかる場合は、今後の円滑な近隣付き合いのためにも軽い手土産を持って挨拶をしておくと安心ですよ。
(1)仮住まいについて
全面リフォーム、スケルトンリフォーム等の大規模な工事では、仮住まいが必要になる場合もあります。
その場合はリフォーム工事が始まる前に住居を確保しておかなければいけません。
仮住まいの選択肢は大きく分けて『賃貸住宅・ウィークリー、マンスリーマンション・ホテル』があります。
仮住まいを探す際には費用と家族構成、職場へのアクセスなどを考慮しておきましょう。
効率的な仮住まいの探し方についてはこちらの記事でさらに詳しく紹介していますので参考にしてみてくださいね。
また、リフォーム・リノベーション会社によっては会社で所有している賃貸物件を紹介してくれるケースも。
家具や家電などの荷物だけ移動しなければいけない場合もありますので、近隣のレンタルトランクルームなどを探しておくと安心です。
(2)施工場所ごとの工事期間
フルリフォームの場合マンションで4ヶ月、戸建てで5~6カ月必要とされていますが、施工場所ごとにリフォームに必要な平均期間は以下のようになっています。
キッチン | 1~3日(4~6日) |
トイレ | 1~3日 |
お風呂 | 2~3日(3〜4日) |
居室 | 2~7日 |
間仕切壁増設 | 4~7日 |
間仕切壁撤去 | 5~10日 |
()内の日数は場所移動を含んだ場合のものです。
また、上記はあくまで目安ですので家の状態や必要な工事工程によって日数が延びるケースもありますので注意しましょう。
(3)工事期間中の過ごし方
工事期間中はプラン通りに進んでいるか心配になってしまう人も多いですよね。
現場では工具が落ちていたり、素人では分からないものも多くあるので担当者に行くタイミングを確認してから現地に行くのが確実です。
また、差し入れや要望も工事状況によって変わるので、一度担当者に相談してみるのがおすすめです。
6.竣工検査
一通りの工事が終了したら『竣工検査』を行います。
竣工検査とは、現場監督(現場の責任者)が工事内容は図面通りに行われているか、設備は問題なく使用できるか、傷や不具合はないかなどを確認する作業です。
この検査では依頼主は立ち会いの必要はなく、このあと引き渡しが行われます。
7.完成・引き渡し
竣工検査が終わると、いよいよ引き渡しです。
完成・引き渡しの際に確認しておきたいポイントは以下の2つです。
(1)リフォーム内容や傷を確認
引き渡し前には担当者と一緒に、図面を見ながら工事した内容が間違っていないか、傷や不具合はないかを確認していきます。
引き渡し前の検査では、一人では全てを確認するのが大変なため家族や両親とい一緒に行くのがおすすめ。
実際に目で見るのはもちろん、工事箇所を触りながらリフォーム後の室内を観察しましょう。
(2)アフターサービスについて再度確認
引き渡し時にはアフターサービスの内容について再度確認しておきましょう。
引き渡し後のアフターサービスがスムーズに行われるためにも、流れを聞いておくと安心です。
また、FINDではアフターサービスの前にハガキを送付しています。
ハガキに記載されているQRコードから簡単に点検を依頼できますよ。
リフォームのことならFINDにお任せください
FINDは神奈川県川崎市に本社を構える、リノベーション、リフォーム、不動産売買仲介、空間デザイン、ファイナンシャルプランニング、ホームインスペクションまで行うリノベーション会社です。
FINDでは、数々のリフォーム・リノベーションの実績があり様々なご要望に対応しています。
実例も公式サイトに掲載していますので、気になった方はこちらから覗いてみてくださいね。
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ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者