PEOPLE
メンバーインタビュー
新卒でリフォーム会社へ入社。
その後、2006年FINDの前進となる会社の立ち上げを経験。
株式会社エージェント(現:(株)エージェントインシュアランス)と合併ののち、取締役へ就任。
保険・不動産・リノベーション・飲食などの事業を経験し、スピンアウトし、株式会社FINDの専務へ。2020年より代表取締役着任。
不動産とリノベーションの未来を築く
FINDの事業内容とリノベーションにおける付加価値について
人が暮らしやすくなるデザインを重視
株式会社FINDは、リノベーションを中心に不動産仲介及び資産運用相談を行っています。
手がけている仕事の9割はリノベーションで、FINDのリノベーションの強みは「デザイン性の高さ」です。多くのお客様にご評価いただいています。
現在は個人のお客様が多く、個人宅のリノベーションとして内装や外構、外壁塗装などを手がけています。
お客様の見えない欲求を形にする
当社では「付加価値をつけるリノベーション」を大事にしています。付加価値とはお客さまにとっての「暮らしやすさ」をいかに体現し、「良い生活」の実現をご支援できるかどうかです。
FINDではお客様のニーズや家族構成などを詳細に伺い、お客様自身も言語化していない見えない欲求を形にするご提案をします。日本の住宅は構造的に間取りがきまっていることがほとんどですが、間取りについては、一度全部壊すことも踏まえ自由に設計しています。水回りなどは構造上リノベーションの制約がありますが、間取りありきではなく、間取りごと変えるリノベーションが多いです。
デザイナーの志向をおしつける形ではなく、お客様のご要望をできるだけ形にするために詳細なヒアリングのもとリノベーションしていきます。
FIND組織について
若さとチームワークの良さが強み
現在社員数は30名ほどで、平均年齢は36歳くらいです。建設業界の中では若い会社だと思います。
チームワークも良く、1人の人が発案したアイデアや「やりたい」に対し好意的に協力するメンバーが多いと思います。
若手社員の活躍を重視しており、様々な職種でリーダーやマネージャーを増やしています。今のポジションは設計、営業、施工管理、経営企画などがありますが、今後もポジションを増やし、多様なキャリアパスを提供していきたいと考えています。
組織が柔軟なため、部署にとらわれずチャンスがあると思います。営業部でも「将来は設計をやりたい」という想いをかかげ、仕事と平行し設計の勉強をしているメンバーがいます。
ブラザー&シスター制度で若手社員を包括的にフォロー
弊社ですと、素直で色々な人の意見を咀嚼しながら成長できる方が活躍しています。
新卒社員も採用しているため、未経験の方を育てる環境はあります。「ブラザー&シスター制度」というものがあるのですが、業務面の知識面やメンタル面をフォローしていく制度です。
人材の育成を大事にしており、適材適所で活躍できるポジションを創設することが代表取締役としての私の仕事だと認識しています。
ポジションを創設するためにも、今後は法人のお客様へのご提案や公共施設などのプロジェクトも増やしていくことを視野にいれています。
リノベーション業界における今後の展望、FINDのビジョン
リノベーション業界の追い風にのって2030年に年商50億円を目指す
現在、首都圏を中心に中古物件の流通量が増えているため、リノベーション市場には大きなチャンスがあります。中高物件が流通すればするほど、リノベーションの需要も生まれる状況です。
SDGsが声高に叫ばれるように、環境負荷を軽減する機運も高まっていますので、新築物件を新しくどんどん建て直すよりも、今ある物件を活かすリノベーション需要が高まることは社会的にも意義のあることだと思います。
弊社はこのリノベーション市場のプレイヤーとして、中期的には2030年に年商50億円達成、社員数125名の組織に拡大することを目指しています。
空間創造企業として、「過疎問題」「環境負荷軽減」などの課題を解決したい
先ほど環境負荷軽減の話も出ましたが、その他にもリノベーション事業の推進は多くの社会問題を解決し得る事業だと思っています。過疎問題や、街の活性化、使われてない公共施設の再利用と解放など、リノベーションは多くの可能性を秘めています。
弊社は空間創造企業というビジョンを掲げており、よりよい空間創造を体現していきたいと思います。
また、創業当時から変わっていない私の想いの1つに「住む場所を自由に選び、豊かな生活を送れる社会の実現」というものがあります。
住みたい時に住みたいエリアに住めるよう、住居の選択を自由にしていきたいのです。日本だと一度家を買うとずっとそこに住み続けるというような形で人生の選択が固定されてしまう傾向にあります。海外だと自分の人生のフェーズに合わせ自由に家を住みかえるなど、もっとフレキシブルなんです。最終的には人々の豊かで幸せな暮らしを実現したいという想いに帰結しますが、リノベーション事業はそんな社会の実現に向け重要な役割を果たすと思います。