COLUMNコラム

【現場日記】基礎の配筋について

本日のブログは、前回からの続き、〝 基礎配筋について〟です。
地業、捨てコンが終わると、次は基礎の打設です。

基礎とは、建築物の全荷重(自重+外力)を均等に伝え、建築物を安全に保持する役割を果たすモノで、建築物の構造において、非常に重要な部分になります。
形状は、大きく〝 べた基礎 〟〝 布基礎 〟〝 独立基礎 〟の3種類があり、今回はベタ基礎を採用しております。

また、木造建築物の基礎は、鉄筋コンクリート造にすることが通常で、写真のように鉄筋を基礎形状にあわせて配する必要がございます。

気持ちが良い位、きれいに仕上がっています! 
配筋は、基礎のコンクリートを打設すると完全に隠れてしまいますので、スケールをあてながら、工事の記録としてパチリ。

鉄筋のピッチ確認。

継ぎ手の定着確認(鉄筋を継ぐときは定着といって、一定の重ね代を取ります)。

スラブ筋下端は自重等で下がり、適切なかぶり厚をとれない可能性があるので、ピンコロ石を入れて施工します。

スラブ貫通する場合は補強筋を入れて、耐力を確保します!

人通口(床下内の点検の為、人が通れる開口を設けます) の補強筋も要チェック!
配筋が終わると次は基礎の打設! 次回はそちらの模様をレポートさせていただきます。

過去の記事はこちら
【現場日記】地盤調査、地盤改良
【現場日記】地業工事

岡崎 由佳

ビルディング部 施工管理チーム マネージャー / 一級建築士