COLUMNコラム
- 2020.07.04
- スタッフ
【現場日記】開けてびっくり、床工事!
今回は、リフォーム工事あるあるです。
リフォームで常に付きまとうもの…それは、「開けてみないと 、壊してみないとわからない!」
まさに開けてびっくり! ということが、現場では往々にしてあります。
もちろん、現地調査で可能な限り調べますが、それは100%ではありません。
例えば、「床のフローリングを貼り替えたい!」という場合。
既存のフローリングを剥がしてみると、下地の組み方が違うため床をフラットにするために、当初の計画を練り直し、施工することも少なくありません。
さて、今回は、土間のタイル施工についてです。
既存の土間には、塩ビタイルが施工してあり、これを剥がして、新たにタイルを施工する予定でした。
しかし、いざスタッフが到着すると、床がフカフカします。
もしかすると、その下地からやり直さないとなりません。
恐る恐る、塩ビタイルを剥がすと、下地のコンパネが肌分かれしており、施工スタッフと「これは下地をやり直さないとまずい」という話になりました。
肌分れしたコンパネをむしっていくとこと5mm程、下地から古いタイルが現れました!
もし、コンパネをむしらないで、フカフカの土間にタイルを貼っていれば、タイルは割れてしまっていました。
塩ビタイルの下地材は、両面テープと、接着剤でわずか5mm厚のコンパネが施工してある程度。フカフカするはずです。
糊や、両面テープを綺麗に剥いで下地を作ることで、これをクリアしました!
今回は、良い方に転ぶパターンでしたが、次の機会では、四苦八苦編をお送り致します。
岡崎 由佳
ビルディング部 施工管理チーム マネージャー / 一級建築士