COLUMNコラム
- 2020.07.04
- スタッフ
【現場日記】鋭意、屋根工事中!
上棟後、一番最初に着手する工事が屋根工事です。
まず、野地(野地合板)と呼ばれる材料をかけていきます。
今回は陸屋根の為、かけるというより、敷いていくといった方が適当でしょうか。
屋根(小屋組)は建物の最上階に位置しているため、風圧力を一番大きく受け、地震時には一番大きく変異する部分です。
そのため、野地は小屋組みの剛性高める効果があり、耐力壁や剛床等と同様、構造上重要な箇所になります。
野地をかけ終わると、通常の家型屋根の場合、ルーフィングと呼ばれる防水性のあるシートを貼っていくのですが、今回は陸屋根で、アイカ工業さんのジョリエースと呼ばれるFRP防水を採用しているため、少し工程が異なります。
まずは断熱材を敷き込みます。
断熱の充填等、施工後隠れてしまう箇所などは、写真を撮って管理していきます。
断熱を敷き込んだら、改めて合板を貼っていきます。
合板を貼ったら、防水工事が入るまで、雨が入らないよう、しっかりとビニール養生をします。
アイカ工業さんのジョリエースの施工断面
今回は、はじめてノンケイカル工法を採用。
職人さんが丁寧に作業してくれています。
複数回の工程を経て、屋根の防水を仕上げていきます。
屋根や外壁の工事は、天候に左右されるため、工期が読みにくいのですが、今回は比較的順調に施工を行うことができました。
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矢作 和也
ビルディング部 施工管理チーム / 一級建築施工管理技士